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奥山 清行 × 山形段通

奥山清行氏と山形緞通がコラボレーションをして10年が経ちました。
山形のものづくりを盛り上げたいという奥山氏の思いから、
実際に工場に来ていただき、職人がじゅうたんを手織りする姿や、
現場の空気感を肌で感じていただき、コラボレーションがスタートました。

私たちは奥山氏とのコラボレーションを通じ、
更なるじゅうたんの可能性を追求しながら、
'足もとからのおもてなし'を続けてまいります。

インタビュー

出会い、そして10年 の歩み

出会い、そして10年の歩み

僕が初めて山形緞通さんを訪れたのは、渡辺社長の亡くなられたお兄さんがきっかけでした。その繋がりで山形緞通さんを見に行ったんです。工場に行くと、職人さんが本当に丁寧にじゅうたんを織っていて。その姿を見て、涙が出るくらい感激したんです。僕はコンピューターでデザインしてはいけないと思い、まずは山形緞通の強みである色の豊かさを活かすデザインにしようと考えました。折り紙を紅葉の形に切って、一つ一つ並べていく。日本の伝統的な色が重なった非常に色鮮やかな『MOMIJI』が誕生しました。そして2作目はグラデーションを活かしたデザインにしようと考え、様々な波の写真を見て海のグラデーションを自分で描きました。もっと沢山の方に緞通を味わっていただきたい、その思いから、現場の方々に相談し価格面も考慮していきました。こうして出来上がった『UMI』は僕らの予想を越え、素晴らしい商品になりました。自分が欲しいものを、その時々の手法で考えて作る、これが今までの10年間の流れなんです。

新作について

新作について

『MOMIJI』の開発経験を経て、より大きい市場を目指すため『UMI』を開発したときと同じように、山形緞通の今までに無かった魅力を引っ張り出す時期に来たと考えています。
これまでのMOMIJIやUMIは色合いやグラデーションを活かし山形緞通の商品力を高めてきました。
そして次は緞通そのものの魅力に立ち返り、テクスチャーや糸の魅力、自然を感じられるようなじゅうたんを作りたいと考えています。
家具を選ばず、現代のインテリア空間に合うもの。シンプルだからこそ素材が大切だと思うのです。糸自体の魅力を引き出し、単色でありながらも表情豊かなじゅうたん『HAMON』、『TANADA』を作りました。

‘かっこいい山形’を伝える

‘かっこいい山形’を伝える

僕は山形出身で、もともとグラフィックデザインを学んでいました。それから海外で工業デザインと出会いました。海外では多くの素晴らしいものづくりの現場を見てきました。海外で経験したこと、学んだことを日本でも展開し、山形のものづくりを元気にしたい、かっこいい山形を伝えたいと思ったんです。山形のものづくりは、世界中に打って出れるものがたくさんあります。そして何より山形の人が山形の文化を満喫し、楽しいと思って暮らしている。実はその姿が一番かっこいいんじゃないかと思っています。だからこそ、みなさまに是非一度山形に来ていただきたい。そして山形緞通の工場を見にきていただいて、緞通の良さを知っていただいて、そして様々な意見をいただきたい。それが僕らの商品開発の励みになると思っています。