コラム

1960年代・志賀直哉 自邸にて

1960年代、小説家・志賀直哉の渋谷の自邸に、手織緞通をお納めした際の記録写真です。

同住宅を設計したのは、建築家・谷口吉郎。竣工当時の芸術新潮(1955年9月号)には、「この家のデザインはできるだけ素直なものにしたいと、私は心がけた」と記しています。

研ぎ澄まされた文化芸術の眼から、そして何より毎日を過ごす住まいの日用の道具として、私たちのじゅうたんをお選びいただいたことは、大変名誉な出来事でした。

2023.11.09

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