谷口吉郎による製品検査風景
Dantsu Rug Inspection Scene
by Yoshiro Taniguchi, 1966
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1966年、建築家・谷口吉郎が工房に訪れた際の製品検査風景です。
同年、帝国劇場にお納めした洋画家・脇田和によるデザインのタペストリー「飛天」を、手織緞通で製作・納入いたしました。織り、デザイン、仕上げ工程それぞれをじっくりとご覧いただけたのは、大変嬉しい出来事でした。
谷口氏の建築では、同じ60年代には資生堂会館 (1962年)、山種美術館 (1966年) 等でのものづくりの機会を頂戴しました。
どの建築においても用いられるじゅうたんは、谷口氏らしい上品で慎ましい色使い、家具や照明等の室内装飾との見事な調和が印象的でした。
2024.01.12
